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いわふね米|岩船・村上地域で作っている「いわふね米」は、日本一おかずに合うお米です。

vol.11 合資会社 小林醤油店 小林徹平さん

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地元食材を使ったオリジナル商品の開発


私の家は昭和10年から続く味噌・醤油醸造業。近くを流れる清流・荒川の美しい水と澄んだ空気に囲まれ、地元のお客様に愛される製品を作り続けております。
私は大学で調味料や微生物など、醸造に関する勉強をした後、食品メーカーに就職して、ラーメンスープや調味料の原料開発に携わり、アメリカの工場に転勤後、2011年に地元・村上市荒川地区に戻ってきました。
現在、味噌・醤油の消費量が減少していく中において、昔ながらの製法で作り続けていくことはもちろん、様々な年代の皆さんに対応した商品づくりをしていかなければならないという強い思いがあり、私が地元に戻ってきてからは新商品開発にも力を入れております。幸い、新事業を立ち上げるにあたり、親からの反発もなかったので、自分が目指す「独自性」と「差別化」を図った商品づくりをこれまでに行ってきました。一例を挙げますと、村上市は「鮭のまち」として全国的にPRしておりますので、鮭を使った商品ができないかということで、鮭のだし醤油やポン酢などの製品を開発販売しております。
さて、全国には色々な味噌・醤油の製造メーカーがある中で、他県の製品を見ると地場産の原材料を使った製品を見かけますが、新潟県は醤油の原材料である小麦の生産に適さない地域のせいか、新潟県内で生産している製品には地元小麦を使った製品を見かけませんでした。現在、地産地消や食の安心安全、更には地元の生産者の顔が見えるような商品が見受けられる中において、自分も地場産の原材料を使えば、生産者のPRにもなるし、更には村上市全体のPRにもつながるのではないかと考え、今年から村上市の小麦生産者・大豆生産者の協力のもと、地場産食材にこだわった醤油を開発・販売しました。小麦と大豆は、米の生産と一緒で、生産者の土作りからはじまり、荒川水系・三面川水系の清らかな水を含んだ形で生産されておりますので、地元食材との味の相性はいいのではないかと考えております。認知度はまだ低いですが、これから市内外の消費者の皆さんや飲食店等の実需者の皆さんにご利用いただけるようPRしていきます。

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